«春»

春、ですね。
今日はやっとあったたかった。

今日はリピテションのクラス。
何だか浮き足立っていて、３回やってやっと落ち着いた。
人にどう思われるかなんて気にせず出すこと。

シーンも決定。
やること一杯だ。

«子供たちの時間»

コブシと木蓮の区別がつかない（＾＾；
花が大きいから、多分木蓮↑


久々の休日。
見たい映画が２本ばかしあったのだけど、風邪気味っぽいんで大人しく家で稽古用の台本を読む。
アシストで入るので、どのシーンをやるかは相手役さんが決める。
それによって、私の役が変わるのです。

私がやるかもしれない女性。一時の激情からでなく死を選ぶほどの想いって、どんなんだろう？
絶望？　孤独？　守りたい？
やるとしたら、丁寧に丁寧に、雰囲気芝居でなく作っていきたい役。

でももう１人のおばあちゃんも好きだな。
頑固で頭が固くて視野が狭いからとても人を傷つけてしまうけど、ちゃんと誇りを持ってる。とても勇敢な人だ。

どっちをやることになるんだろう。早く決まって欲しいな。わくわく。

あ、今日のタイトルは、その台本のタイトルです。
タイトルの意味も考えなくっちゃ。

«関係性»

昨日まで、関係性についてのＷＳを受けてました。
人間の関係性。家族とか恋人とか友達とか。
コミュニケーション講座じゃなくて、芝居のＷＳね。

芝居では、赤の他人と、親子を演じたり十年以上連れ添った夫婦を演じたりしなければならないのですよ。
舞台ならまだ稽古期間があるけど、映像なんかだと、その日に初めて会った人と、熱烈な恋人を演じたりしなきゃいけなかったりする。
会ったばかりの人に「あなたと別れるくらいなら死ぬわ！」なんてことを言わなきゃいけないなんて。。。改めて考えてみると、変な職業、役者って。

てことで、どうやってその関係性を信じることが出来るのかっていうＷＳだったのですが。
これがおもしろかった。
どうも人生経験が少ないもんで（特殊な事に遭遇率は割と高いんだけど）、
人間の関係性についてはちょっとコンプレックスを持ってました。
でも大丈夫だ。経験少なくても出来ることはある。

そして一度信じてしまうと、大分自由になれる。
例えば”母親っぽく”見せることを意識すると、いかにも、な演技になってしまうけど、母親だって子供に甘えたり、イラついたり、年甲斐も無く若ぶってみせることもあるだろう。
関係さえしっかり作れてれば、いろんな方向へいける。
自分の芝居の作り方が、大分変わってきそうな気がする。

元々この方法論を教えている演劇学校では、キャラクターやシーンのクラスの前に、この関係性のクラスをやるそうだけど、納得。
関係性だけで、少しキャラクターが出てきたもん。
普段でも人って、相手によって自然に自分のキャラクターを変えてるもんね。

何年か前にこのクラスを少しかじった時には、実は全然分からなかったのですが、今回はかなり色々楽しめました。
少しは私も進歩してると思ってよいのかな＾＾。

«瞬発力»

最近撮影のお仕事が増えてきた。
嬉しい。

が、舞台と比べると短時間なのに、終わるとぐたっと疲れてる。
というか、舞台とは違う疲れ方をしてる。
慣れてないせいもあるだろうけど、
やっぱ、瞬発力を使うのだな、きっと。
とっさでも、出し切りたい。

«ダザイ»

梅、満開。寒いけど。

今日は朗読の自主稽古。
と言っても、稽古相手に聞いてもらうから、１人での稽古とは全然違う。

私はここのところ太宰を読んでいます。
嫌いなんだけどね。
でもムカツク程うまい。人のいやったらしさや、弱さや、ひ弱なプライド、と開き直り。ずるさ。甘え。
ホントに読んでると腹がたってくるんだけど、うまい。

こんだけ人の感情を揺さぶるってことは、、やっぱり力を持ってるってことだよな。

今日は「キリギリス」。
この本の女の、独りよがりの正義の表現のとっかかりを見つけられずにいたら、聞いてくれてた人がおもしろいヒントをくれた。

なるほど。

作品にするのは無理な本だろうと思ってたけど、意外といけるかも＾＾
助けてくれる人がいるって本当にありがたいことだ。

そして、ムカツク女が自分に上手くはまりそうなのは・・・う～ん（＾＾；
いやいや、役者としてはＯＫ。

«目から鱗の金比羅ふねふね»

「金比羅船船 お池に帆掛けて　シュラシュシュシュ～♪」という唄があるじゃないですか。

あれを私はずっと、平安貴族かなんかが、お庭のお池にちっちゃな船を浮かべて、池の中の石かなんかを四国に見立てて、その周りをぐるっと回らせて（ン？その場合の動力はなんだ？　池に流れがあるのか？）皆でシュラシュシュシュ!と囃し立てる、旅行に行けない寂しい人たちの遊びの唄かなんかだと、ぼんやり思ってたんですが。

「お池に帆掛けて～♪」じゃないんですね。
「追い手”（追い風）に帆掛けて～♪」だそうです。
いきなり雄大じゃないか。
しかも出来たの江戸時代だし。
金比羅さん、ごめんなさい。

歌詞をググってみたら、何だかとってもキラキラしいぞ、金比羅船船。
さすが、お伊勢参りの次に人気があったという金比羅参りの唄。
金比羅様に行きたくなるっていうか、とってもおめでたい気分になるっていうか。なんか良い意味で観光地ソング。
しかもお座敷唄だったというのを考えると、芸者さんの色香も漂うではないですか＾＾
こんな唄だったんだ。

興味のある方はどうぞ　金比羅船船　歌詞

あれ？こんなことを調べていたはずじゃないのに、何故？（＾＾；

そしてさっきからずっと、頭の中を「金比羅ふねふね～♪」がリピートしてます。

«新しい»

ありがたいことに、最近新しいことのお誘いをいくつも受けている。
新しい方向へ向かう時なのかな。

こーゆー時は風に乗ってみることにしてる。

今日も１つ新しいことに挑戦してきた。

さて、吉とでるか凶とでるか＾＾

«無題»

たまには真面目に。

今日はなんだか怖くて、ＴＶを全くつけませんでした。

１年前の今日、何が起こったのか。
多分私はきちんと理解していないと思います。
リアルに理解するには大きすぎる。正直まだ怖いです。

でも、目をそむけ続けるだけはイヤです。

後から聞いた話ですが、１年前の今日、私の知り合いですぐに行動を起こせたのは
ありったけのご飯を炊いて、おにぎりにして帰宅難民にふるまったり
家のトイレを開放したり（これ、女性はとても助かったと思う）
が出来たのは、殆どが阪神淡路大震災の経験者の方たちでした。

次なんてあって欲しくないけど。
自分に出来ることを考えて
忘れないで
伝えることだけはしなきゃ。

黙祷だけはしました。
区の放送がその時間にあったから。
いつもはうるさいと思う放送も、これで助かった人もいたんだと思うと、ありがたく感じた。

«外見は大事»

↑の写真、分かりにくいですが、カフェのテラスです。
テラスってことは外。吹き抜け。ビニール張ってストーブ焚いてるけど、外。
このクソ寒い今日、ここでコーヒー飲んでるおじさんがいました。店内の席も空いてるのに。
おじさん、尊敬します。


今日の稽古にて。
自分ってやっぱり日本人なのだなとつくづく思う。
自分的にはからっと乾いた演技が好きなのだけど、自分から出てくるものは、基本湿度が高い。

こないだの舞台の時、小屋入り２日前に今までの流れを変える演出をいきなり付けられた時も、自分が搾り出した解決法は、とても湿度が高いものだった。

好きとか嫌いとかは別として、演技をする時には、自分がそういうものであることは自覚して受け入れる。
あ、後、インテリでもあるな。ひ弱な（笑）

見た目がちびっこだからちびっこの役をいただく事が多かったし、幅を広げたかったから意識していろんな役をやるようにしてたけど、そろそろ大人の役をやれるようにしたい。

そういう役がやりたかったら普段からそう見えるようにしなさい。というもっともな意見をいただいたので、まず外見から、目指せ大人の女！

誰かＳサイズの大人っぽい服売ってるとこ教えて。
ＳＳサイズも可（＾＾；

«今日のこと＆2月に見たもの»

いつまでも疲れてはいられないので、今日は少し頑張って動いてみました。

朝、花粉症の薬を取りに行って、「今年の花粉は飛んでる期間は短いけど、飛ぶ量は平年より大分多いよ」とお医者さんに脅かされ、
昼・夜両方観劇。ついでに劇場に、お手伝いしているＷＳの募集チラシを置かせてもらい。
合間にご飯を食べつつ溜まっている事務仕事をやっつける。
しかしスマートホンて便利だな。簡単な事務仕事ならこなせちゃうもんな。

座りつかれたので（昼の芝居も夜の芝居も2時間弱あったんです（涙））散歩がてら猿田彦神社にご挨拶しに行って、帰りに1房７７円のバナナを、つぶしそうだから持って帰れない、でも安いよ～と横目で見ながら帰ってきました。
そんな１日でした。

さて、これからもうちょっと頑張ってお仕事します。


2月に見たもの

【映画】
★『菊地朔太郎の英雄的行為』
★『ＢＬＯＯＤＬＥＳＳ』


【舞台】
★＜劇団俳協クライミングアップ公演＞『かたりの椅子』作：永井愛　演出：増田敦　＠ＴＡＣＣＳ１１７９
★十七戦地　『百年の雪』作・演出：柳井祥緒　＠王子小劇場


3月頭が本番だったから、さすがに少ないな。
どれも脚本が気になりました。私の興味がそっちに行ってる時期だったのかな。